どんぐりのトトロ - 狭山丘陵のシンボル

 首都圏に残る緑の浮島と呼ばれる狭山丘陵のトトロの森を守るボランティア活動をしている。年齢も職業も異なる人達が、ある特定の目的のために活動するので、気心が知れた存在になれる。先日、あるトラスト地で草刈りや伐採を行った際に、ある参加者の方から"松ぼっくりツリーの作り方"キットをいただいた。

 この中には、樹木に仕立てた松ぼっくり、木の幹を輪切りにした土台、大小のどんぐりの果実と殻斗、様々な種子や、種子を放出した後の枯れた果皮などが、一部は彩色され、組み立てマニュアルとともに袋詰めされていた。なかなか手間のかかるセットを、多数準備していただき感謝したい。

 さて、組み立てキットと言えば、かつてラジオ少年だった頃、ラジオやオーディオなどの電子機器の組み立てたことがあるが、これは回路図通りに組み立てれば、必ず動作する。ところが今回は、美的感覚でどの部品をどう並べるかを決めていくので、答えは一通りでなく、センスが必要だ。説明書の絵を参考に、適当に並べ、接着していった。画竜点睛はやはり、大きなどんぐりを使ったトトロの表情だ。目や腹部の模様を目立たせ、殻斗を使って頭に帽子、手には傘を持たせたところで部品を使い切ったところで、一応完成。出来上がった置物を色々な角度から眺めてみると、なかなかの出来と自画自賛してしまいそう。 狭山丘陵の材料を使った本場のどんぐりのトトロだ。