所沢に居を移して幾星霜、緑の浮島と呼ばれる狭山丘陵の豊かな自然や中世以来の由緒ある歴史に触れ、トコトコとデジカメ散歩を楽しんでいます。

空間的、時代的に世の中をアチコチ彷徨い始めると、アレコレと目からウロコの事実に邂逅すること数多。関心のある話題からどうぞ!

四季の移ろいや、旅行で訪れた各地の植物や動物に関する見聞録。

日本人の拠り所を求め若い頃から各地の神社仏閣を訪ねた。最近は地元の歴史にも注目。

公民館活動で陶芸に触れ、サークル活動開始。用の美を目指すも、役立たずのガラクタが増殖中。

有象無象

徒然なるままに取り留めのないことを見聞しやってみると、何やら不思議な気持ちになります。

  • ベニバナボロギク - 不憫な美しい野の花
     ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)は、キク科ベニバナボロギク属の一年草で、アフリカが原産地。日本には、第2次世界大戦後の1950年頃に福岡で見つかり、現在では北は東北地方、南は沖縄まで自生している帰化植物。戦前の台湾では、 […]
  • チュウゴクアミガサハゴロモ - 忽然と現れた外来昆虫
     チュウゴクアミガサハゴロモ(中国編笠羽衣)は、中国原産の外来昆虫。名の由来は文字通り、中国原産で、成虫の羽の形状が"編笠"のように見えるハゴロモ科の昆虫の仲間だから。ちなみに、ハゴロモ類の幼虫は、羽衣のように白い綿状の […]
  • キツリフネ - 穏やかだが、隅に置けない
     キツリフネ(黄釣船)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草。世界的には北半球に広く分布し、日本の在来種でもある。全国各地の高原や川沿いなどの日陰の湿地に自生する。同じ環境下で、姿形のよく似たツリフネソウ属の2種類の花 […]
  • ツリフネソウ - 個性的な形態と生き様
     ツリフネソウ(釣船草)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草。東アジアに広く分布し、日本の在来種でもある。全国各地に分布するが、水辺の湿った薄暗い場所に自生するので、見かける機会は少ないかもしれない。ツリフネソウは、 […]
  • 新交響楽団第271回演奏会 – 芥川也寸志とベートーベン
     新交響楽団は、東京の歴史あるアマチュアオーケストラであり、池袋の東京芸術劇場を会場に活動している。昨年から東京芸術劇場の大掛かりな空調や舞台システムの改修があり、最近は東京周辺の幾つかのコンサートホールで演奏を続けてき […]
  • セイタカアワダチソウ - 日本では侵略的外来種、故郷では薬効植物
     セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草。北アメリカ大陸の原産で、日本には明治時代末期に観賞目的で渡来し、昭和40年代以降に全国で爆発的に繁殖するようになった。これは、アメリカからの輸入物 […]
  • ヒガンバナ - 拡散する多様なイメージ
     ヒガンバナ(彼岸花)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。中国大陸原産で、日本では史前帰化植物として全国各地に分布するが、北海道や東北地方北部では自生は厳しいらしい。ヒガンバナと言えば、秋のお彼岸の頃に、赤い鮮やかな花 […]

道産子。現在、所沢在住。ラジオ製作から音楽鑑賞、カメラ、仏教美術に関心を持ち、今や徘徊老人に至る。日日是好日。

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