ネコザメ - 猫顔とネジ形卵
ネコザメ(猫鮫)は、ネコザメ科に属するサメの一種。太平洋北西部、日本では北海道以外南の沿岸に広く生息。体長は1.2m程度で、眼の上に皮膚の隆起があってこの突起を猫の耳になぞらえ、また口の付近は丸くて雰囲気が猫を思わせることからネコザメと呼ばれる。岩場や海藻類の群生地帯に住み、硬い殻を持つサザエなどの貝類やウニ、甲殻類などを好んで食べる。臼歯状の後歯で殻を噛み砕いて食べるため、サザエワリ(栄螺割)とも呼ばれる。ネコザメの繁殖方法は大変ユニーク。メスが子宮内で受精をしてその後に卵を産む"卵生"であり、その卵の形が何と機械部品のネジのような螺旋状になっている。これは卵を海藻や岩場の隙間にねじ込み、海流や外敵から卵を守るため。そして、10カ月程で孵化して幼生へと成長していく。日本近海でよく見られる身近な魚ではあるが、変わった生態と、実はジュラ紀から続く生物でもあり、大変ユークな存在だ。
先ずは猫のような耳と口を持った癒やされるような頭や、サメらしい背鰭や尾鰭を表現する。しかし、これだけでは、ネコザメとは気づかないかもしれない。そこで、ネジ形卵も追加したが、これで卵生を説明するのはかなり難しかったかもしれない。【2021年制作】






